Mノート



日本各地の郷土料理 | ご当地グルメ| 全都道府県
更新日: 2021-01-03 23:03:49
リストへ戻る


江戸時代(えどじだい)、備前(びぜん)岡山の大名であった池田光政(みつまさ)は、家来や国の人々にぜいたくをしないようにと、「食事は一汁一菜(いちじゅういっさい)とする」というお触れを出しました。そこで、祭りの日など特別な日にごちそうを食べたい人々は、魚や野菜を目立たないようにすし飯にまぜ、見た目は一汁一菜ですが、中にはたくさんの具が入ったごちそうである「ばらずし」を考えました。
出典:
 
「ばらずし」に入れる魚や野菜は、家庭や地域によってさまざまです。アナゴのほかにもサワラ、モガイ、エビなどの魚介類や、タケノコやゴボウを入れることもあります。気候がおだやかな岡山県は、瀬戸内海(せとないかい)の魚や野菜、果物などたくさんの食材に恵まれています。「ばらずし」は岡山県の特産物をたくさん使った、はなやかな料理です。

リストへ戻る