モノは実体がありますが、役務は形がないため、出品者の情報や購入者のニーズなどをいかに可視化するかが肝となります。その観点は、モノ系をやり取りするプラットフォーム運営者が持っているわけではないと考えています。
さらに、モノは購入取引が成立したらその後、発送というフェーズに移ると思いますが、スキル提供の場合は、取引成立の後、出品者と購入者のコミュニケーションのフェーズに移ります。そこから納品に至るという意味における後工程もそうですが、そこでプラットフォームを提供するために求められるケイパビリティもまったく違います。
一概に参入しやすいかと言いますとそうではなく、持っていないケイパビリティをきちんと構築しながら進めなければいけないという意味においては、おそらく一定の参入障壁はあると思っています。
Amazonのような大規模プラットフォームが「スキルも扱います」のようになる可能性はあるのでしょうか?