滋賀県で最も有名な食べ物といえば、「近江牛」でしょう。近江牛とは、豊かな自然環境と水に恵まれたの滋賀県内で、最も長く飼育された黒毛和種を指します。その歴史は古く、江戸時代初期に牛肉の味噌漬けを彦根藩が将軍家に献上した記録が残っています。和牛生産にかける誇りと伝統、情熱は現代に引き継がれ、最近ではシンガポールなど海外へも輸出。高い評価を得ています。特徴は、なんといってもその霜降り度合いの高さ。芳醇な香りとやわらかさをもち、口に入れたとたんに広がるとろけるようなおいしさは、一度食べたら忘れられない味になります。ぜひステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなどで近江牛の旨さを味わってください。